八王子市 にお住いの、マツダデミオ 板金塗装修理事例
- 2015年04月04日 |
- 未分類 |
雨の中、高速道路で走行中ハンドル操作を誤ってスピンして、側壁に激突したデミオの修理事例を紹介します。
★修理箇所
右フロント部に、大きな損傷があります。内板骨格パネルに大きな損傷があります。エアーバックも開いてます。
★修理内容
今回、レッカー車で運ばれてきました。お客様に、けがが無いか心配でしたが、幸いな事に何とも無いとの事で一安心です。車両の修理の内容ですが、車両保険(任意保険)に入って無いので自費で安く直してほしい、とオーナー様の要望で、まず見積もり先行します。平成26年式のお車でリサイクルパーツも見つかりませんでした。右左フロントサイドメンバーが根本で折れ曲がっていて、本来フロントサスペンションASSYとエンジン&トランスミッションを脱着しなければ難しい修理ですが、予算が無い為、今回脱着しないで修理にチャレンジしてみたいと思います。オーナー様と修理内容と修理金額を打合せしたところ、着工のOKをもらったので、至急作業にかかります。
フレーム修正機に乗せて、セットします。
右フロントサイドメンバーを 横引して、粗だしします。
右フロントサイドメンバーを縦横方向同時に引いて、計測しながら元の位置まで引き出します。
右フロントホイールエプロンのストラットハウスを元の位置まで計測しながら、横引して、元の寸法に戻します。
左フロントサイドメンバーを元に位置まで計測しながら、縦横同時に引きます。
右フロントサイドメンバー先端部の板金不可能な部分をエアーソウで切断カットします。
右フロントサイドメンバーの先端部を、新品部品を切断カットして、ミグ溶接機を使って溶接します。
溶接した部分をベルトサンダーで削ってパテを塗布してパテ成形します。
内板骨部位を塗装します。
ドアの先端部の曲がった部分の塗膜をサンドペーパーで削って剥がして、スタッド溶接機を使って、ワッシャーを何個か溶着して元の形まで引き出して、サンドペーパーで削ってワッシャーの溶着跡を綺麗にします。
板金が終わったドアにパテを塗布して、元の形に成形します。
外板パネルを取り付けて立て付け調整します。
パテ仕上げした部分にサフェーサーという下塗り塗装します。
塗装前の下準備をします。
ボディーに合わせて調色して、ブースの中でカラーベース及びクリヤーコートを塗装します。
室内のエアーバックとシートベルトとエアーバックコンピューターを取替ます。
ホイールベースの寸法を確認します。
サイドスリップテスターで、フロントホイールアライメントを計測調整します。
ヘッドライトを取替ているので、ライトテスターで焦点調整します。