交差点で、停車中に後ろから追突されたワゴンＲの修理事例を紹介します。

★修理箇所

リヤナンバープレートとリヤバンパーと右テールランプとリヤゲートとバックパネルとリヤフロアーとリヤマフラーに損傷があります。

★修理内容

今回、相手の対物保険（任意保険）を使って修理させて頂きます。リヤライセンスプレートの曲がりが酷いので取替ます。リヤバンパー・リヤゲートの損傷が酷いので取替ます。右テールランプとリヤマフラーにキズが有るので取替ます。バックパネルの曲がりが酷いので切開溶接して取替ます。リヤフロアーの曲がりを引き出して板金します。上記作業部分を塗装します。

バックパネルの付属品とリヤマフラーをはずします。

リヤシートと室内カーペット及びトリム類を外します。

リヤフロアーが結構曲がってます。

リヤフロアーを修正機で引き出します。

リヤパネルを元の寸法まで引き出します。

リヤパネルのスポット溶接部分をドリルで削って剥がします。

リヤフロアーパネルをハンマーとドリーで板金して元の形に修理します。

塗膜をサンドペーパーで鉄板が出るまで削って、ポリエステルパテを塗布します。サンドペーパーでパテを削って、元の形に成形します。

スポット溶接部分をベルトサンダーで綺麗に削って、錆が出ないようにスポットシーラーを塗布します。

 

リヤゲートを取り付けて､立て付け調整して、リヤパネルの位置を調整します。（新品のリヤゲートには、ガラスが付いてきません。ガラスも脱着します）

スポット溶接機でリヤパネルを溶接します。新品のリヤパネルは黒いサフェーサーが塗装してあります。

リヤフロアーの修理箇所にサフェーサーという下塗り塗装します。

水漏れしないように接合部にシーリングします。

リヤパネルの裏と修理箇所のフロアーパネルにサンドペーパーで足付けして、サフェーサーという下塗り塗装して、シーリングします。

裏の取替及び修理箇所に下塗り塗装したサフェーサー部分をサンドペーパーで削って面出しして、隣接部分を細かいサンドペーパーで足付けします。専用の紙でマスキングして、カラーベースの塗装をします。（裏部分の調色はボディーと違いグレーっぽい色に調色します）

新品のリヤゲートのヘミング部分にシーリングします。

今回、新品のリヤゲートの構造変更で、ヒンジも取替ます。

リヤパネルの取替た表部分にサンドペーパーで足付けをして、ビニールでマスキングして、サフェーサーという下塗り塗装します。

新品のリヤゲート全体をサンドペーパーで足付けします。（新品のリヤゲートはグレーのサフェーサーが塗装してあります。

サフェーサーを塗装した部分をサンドペーパーで削って、面出しして、隣接部分を細かいサンドペーパーで足付けして、接合部分に水漏れしないようにシーリングして、専用の紙と、ビニールでマスキングします。

ボディーに合わせて調色して、ブースの中でベースコートの塗装をします。

リヤゲートを組み付けて、塗装箇所を磨いて、リヤバンパー・右テールランプ・リヤマフラーを取替て、リヤゲートの付属品と外した部品を取り付けて、室内の部品も組み付けます。水漏れ点検をして、試運転して、洗車点検して完成です。（リヤナンバープレートは八王子軽自動車検査協会で再交付して取替ます）修理期間9日間。

このたびカーテック山崎にワゴンＲの板金塗装をご依頼くださり、誠にありがとうございました。

修理金額331630円（部品代168370円/作業工賃163260円)